水晶発振回路ですって。
ある理由で8MHzのクロックが欲しくなりました。
しかし地味にストックしてある振動子は20M、10M、3.58Mくらいです。
そんな訳でジャンク基板に付いているのを使おうと思いましたが、
部品に周波数が書いていないものがほとんどです。
「D160D2I」とか。
型番から大体予測できたりしますが、やっぱり測りたいものです。
一般的にNOT回路のロジックICを使うらしいのです。
どこのご家庭にもあるようですが、残念ながら探しても見つかりませんでした。
そこでこちらのサイトを見つけました。
なんとNAND回路で作れて、22pFのセラコンも要らないらしいです。
これは作らないと!
さて、ICを探さないと・・・
・・・って、小さっ!
74HC00A、SOPパッケージです。
足の幅が1.27mmです。
しかも変換基板が無いので空中配線。
気合で付けていきます。
無理やり作ってみた。
裏。
とりあえず3.579545MHzの水晶を付けて測ってみます。
おお、ちゃんと発振してるぞ!
次は7.200MHz。
あれ、21.55MHzだと?
どうやらオーバートーンという現象らしい。
3倍くらいで発振している。
秋月テスターって10MHz以上も測れるんだ、意外。
繋ぎなおしてみたら直りました。
デューティ比はほぼ50%。
普通に使える。
結局、8MHzは見つかりませんでしたとさ。
おしまい。