続・進め!GK隊!!

Yahooから移行しました。色々やってます。

Alesis S4を修理

 




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ジャンクでこんなのゲットしました。
割と古いシンセサイザーモジュール、Alesis S4plusです。
多分ハチプロの時代?
デザインがイケてますね。

症状は「電源を入れても何も表示されない」だそうです。
とにかく分解してみましょう。



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(クリックで拡大)

蓋を開けると何か弄ったような跡が。

ボタン電池に直接半田付けされていますし、電源のコンデンサも古い在庫品(?)に交換されています。
うーんこの。

ちなみに手前のボードはGM用の追加ROMです。
基板は無印S4と違うようなので、システムROMを交換しても動くかは謎。
やらないけど。




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電源をチェックしてみると、+10Vのテストポイントが0Vになっていました。

AC-ACアダプタでAC10Vに変換したものを整流し、7805・7905で±5Vを作る回路のようです。



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怪しいと思われるダイオードを交換すると無事+10Vが出てきました。
もう一つも念のため交換。



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しかしこのダイオード、後でチェックしても何も異常が見られませんでした・・・
何でだろう?




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(クリックで拡大)

次に部品をマシなものに交換します。
ボタン電池はソケット化。
便利そうです。




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無事画面が表示され、音も出ました。
やったぜ!





おまけ。


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無音時のホワイトノイズが酷いので、DAC周りのコンデンサを交換。
しかし全く変わらず・・・

音量関係なく一定量のノイズが出ているようなので、音量大きめにしてアンプで絞ると目立たなくなります。

そもそもマイナーすぎる機種なので、果たして参考になるのか・・・
こんな弄ってる時点で次開けた人がどんな気持ちになるのか・・・


うーんこの。(2回目)