Roland SC-88を分解修理!
SC-88・・・
MIDI界隈ではよく聞く音源ですね。
1994年発売だそうです。
もう20年!
さて、そんな素晴らしいものが我が家に来ました。
送料込みで2000円ちょっと。
もちろんジャンクでな!!!
電源を入れると上半分が真っ黒です。
まあ、そんなことは分かっていたので即分解。
!?
基板に折れたスイッチが貼り付けられている・・・
これはジャンカーへの宣戦布告なのか?
チップ電解コンデンサを交換した跡が!
しかもパターン剥がれてるし。
なんとか修復。
しかし、これでも起動しませんでした・・・
困ったぞ。
こんな時のGoogle先生。
参考になるサイトが見つかりました。
リセット回路が断線していたんだそうです。
また、テスト用のリセット端子は電源ONから5秒後に5Vを出力するという情報もゲット。(Proだけど)
試しに計ってみると・・・0V!
なんと同じです。
メモ用に撮った下基板の写真(クリックで拡大)
この部分ですね。
コンデンサの接着剤がかかっていた場所が腐食している様子。
接着剤がかかった部分が細い配線だったので、断線してしまったようです。
(クリックで拡大)
リセットの配線をジャンパで繋ぎました。
リセット付き4端子レギュレータPQ05RR1の4番ピンと、テスト端子のRESETを繋ぎます。
起動!
あのサイトの方に感謝です。
やっぱりこの画面、良いな・・・。